2017年4月1日に、世界一受けたい授業で放送された新生活!今日から変われる20のことで紹介された「ストレス対策」についての御紹介です。
年間10万人の方が突然死(脳梗塞や心筋梗塞)で亡くなっています。
その大きな原因がキラーストレスと言われています。
そのキラーストレス対策にはコーピングという最新のストレス対処法が非常に効果的です。
これらストレスが及ぼす影響やコーピングによるストレス対処法を御紹介します。
ストレスによる突然死
生活環境が変わりやすく、何かとストレスが増えやすい4月は突然死が多く発生する時期です。
特に40代・50代が多い「突然死」ですが、小学生のような小さな子供も「突然死」の発症のリスクがあります。
年間10万人が「突然死」によって亡くなっていることから、誰しも「突然死」の対策が必要です。
突然死の対策
1年で最も「突然死」が多い4月ですが、その「突然死」の大きな要因のひとつがキラーストレスだと言われています。
些細な夫婦喧嘩や、仕事上のミスの叱責などの多くのストレスが死に至らしめる「キラーストレス」を解説してくれるのが、シリーズ累計135万部突破した聞くだけで自律神経が整うCDブックの著者である順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生です。
キラーストレスとは?
キラーストレスとはその名の通り、命を奪いかねないストレスの症状のことです。
イライラする、寝られないという症状がキラーストレスの最初の症状と言われています。
脳の不安を司る扁桃体はストレスを感じると、ストレスホルモンを出します。
このストレスホルモンが出ると、心拍数や血圧が上昇します。
そのためこのストレスホルモンが大量に分泌されると自律神経が乱れ、血圧が以上に上昇し破裂してしまいます。
これが脳出血です。
また、過剰なストレスは血を固まりやすくするため、心筋梗塞や脳梗塞の症状も引き起こします。
ストレスに強い人と弱い人との違い
ストレスに弱いと言われる人は、幼少期に強いストレスを受けていた人です。
幼少期に虐待・いじめ・ストレスがかかると、扁桃体が肥大化して敏感になり、ちょっとしたストレスでも過度に感じてしまい、結果ストレスに弱い人間となってしまいます。
よって、子供期にストレスがかからないように社会全体で守っていく必要があるのです。
ストレス対処法
ストレスを溜めない体を作るには自律神経を整える必要があります。
そもそも自律神経は、心拍数を上げて興奮状態にする交感神経と、心拍数を下げてリラックスさせる副交感神経をコントロールしています。
例えば交感神経が優位な状態になりすぎる症状で有名な症状が更年期障害です。
また、逆に副交感神経優位な状態になりすぎる症状で有名な症状がうつ病です。
このように交感神経と、副交感神経がどちらかが優位になると体に悪影響を与えるため、どちらもバランス良く保つように自律神経を整える必要があります。
その自律神経を整える対策として現在注目されている方法がコーピングです。
最新のストレス対策であるコーピング
コーピングとは、自律神経を整える、つまり、ストレスを減らすために現在一番注目されている方法です。
過酷な環境でミッションを遂行する宇宙飛行士がストレスをなくすために利用していることでも有名です。
コーピングの実施方法
ストレスを感じた時にリラックス出来る方法を思いつく限り全て書き出します。
その際に些細なことや、くだらないことでもOKです。
何より質よりも量をたくさん出すことが重要です。
このように、リラックス出来る方法より多く書き出すだけでストレスホルモンが減少するのです。
コーピングは、とても簡単で効果的なストレス対処法なので、是非実践してみてくださいね。