2017年5月2日に「林修の今でしょ!講座」で放送された「血液型のウソ?ホント?国民の疑問を解消SP」にて、自閉症の子供の脳の反応や運転中の脳の使い方などを研究されている、東海大学教授の灰田宗孝先生が「血液型と脳の関係」について説明されました。
その内容についての御紹介です。
血液型によって脳の使い方に違いがある?

上の画像を見た時の脳を使っている部分の測定を血液型毎に行いました。
A型の人の脳の使い方
A型の人は左脳を使っている傾向がありました。
具体的に、絵を見ている時に泣いている顔よりも、足跡の数や向きに気がいくといった、細かい所を見ていました。
このように絵の状況や場面について理屈を立てて考えるため、脳の左側をよく使うと考えられています。
B型の人の脳の使い方
B型の人は右脳を使っている傾向がありました。
具体的に、絵を見た時に男の子の表情や絵の色合いを見ていました。
このようにB型の人は直感で理解することが多いため、表情や絵全体を見たり絵の印象を感じる傾向があります。
また、映像を処理する右脳を使って見たものをそのまま理解するのではないか?と考えられています。
O型の人の脳の使い方
A型の人は終始一貫左脳を使っており、B型の人は終始一貫右脳を使っていましたが、O型の人は左脳と右脳を交互に使用していました。
AB型の人の脳の使い方
O型の人と同じように、左脳と右脳を使っていましたが、AB型の特徴は左脳と右脳を両方使っていました。
研究はどのようなことに役立つのか?
上記のような研究結果があるとはいえ、A型の人は左脳、B型の人は右脳というのは100%ではなく、そういう傾向があるということです。
ただ、血液型により、そういう傾向があることを本人が自覚し、それをうまく利用すれば、例えば自分に向いた職業を選ぶ時に参考になるとのこと。
右脳と左脳に関しての補足
左脳は、結論・状況・理由などの論理的な事を考える脳で、右脳は芸術的な事を考える脳です。
なお、右脳と左脳を両方使える人は、例えば勉強しながら音楽も聴けるということです。
こういった研究が進むことによって、今までわからなかったことが分かってくるかもしれません。