花粉症の症状がPM2.5の影響で重症化する?|世界一受けたい授業

世界一受けたい授業

2017年1月28日に世界一受けたい授業で放送された「最新研究で分かったきた! 花粉症の新常識」で紹介された
PM2.5の影響で花粉症の症状が重症化する?の紹介です。

埼玉大学 王青躍(おうせいよう)准教授の研究によると、通常人の頭髪の1/3程度のスギ花粉のサイズであったものが
スギ花粉量が増える時期と重なるPM2.5の濃度も濃くなり、その影響で花粉自体が小さくなることが判明しました。

そもそもPM2.5とは、工場などから排出される化学物質のことで髪の毛の1/30程度の小さな物質です。
そのPM2.5が花粉に付着すると、花粉に傷を付けてしまいます。

その傷を付けられた花粉は細かく分裂してしまい、本来であれば鼻水などで外に出せていた花粉が
細かくなった花粉は気管支や肺にまで到着してしまいます。

そのため、花粉症の症状が出てしまい、咳が止まらないことが起こります。

実際咳止めの薬では治らなかった人が、花粉症の薬を飲むことで症状が改善された人もいます。

よって、花粉症の人は花粉予防だけではなく、PM2.5の予報もチェックするようにする必要があります。

つまり、PM2.5の量が多くなると花粉が細かくなるため、マスクの選び方にも注意が必要となります。

通常の花粉対策用のマスクでは細かくなった花粉を通してしまう可能性が高まるため
より細かな対策が可能であるウイルス対策用のマスクで防ぐようにしましょう。

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