ダイエットのために運動をした後にお風呂で汗を流したり、より汗をかくために厚着で運動をしたりしていませんか?
実はそれではダイエット効果を下げてしまいます。
その理由と、運動のダイエット効果を効率的に得るための方法を御紹介します。
筋肉を温めすぎると痩せなくなる
運動時のダイエット効果は、筋肉に多く含まれている「リパーゼ」という脂肪を分解する酵素が大きく関係しています。
運動時のダイエットで重要なのは筋肉に多く含まれている「リパーゼ」の働きです。
この「リパーゼ」という酵素は筋肉の温度に大きく左右されます。
平常時、筋肉の温度は約37度ぐらいですが、運動をすると筋肉の温度が約39度ぐらいになります。
この筋肉の温度が約39度というのがポイントです。
筋肉の温度が約39度になると、「リパーゼ」が活性化し脂肪を燃焼するようになるのです。
しかし、この状態でお風呂に入ると、筋肉の温度が40度を超えてしまいます。
そうなると、「リパーゼ」の働きにが鈍くなってしまいます。
つまり、お風呂に入ると「リパーゼ」の働きが低下してしまい、結果、脂肪燃焼効果が低下してしまうということになります。
なお、ぬるま湯であっても筋肉が温まってしまうので、ダイエットを意識するのであれば避けたほうが良いとのこと。
運動直後に汗を流したい場合はどうしたら良い?
運動直後に汗を流すために、お風呂に入るとダイエット効果を減少させてしまいます。
ですが、運動直後に汗を流したいですよね?
その時には、お風呂に入るのではなく、「シャワー」を使って汗を流すようにしましょう。
「シャワー」を使って汗を流すだけであれば、筋肉まで温まってしまうことはないため、ダイエット効果を持続したまま汗を流すことが出来るというわけです。
汗をかくために厚着をしてもダイエット効果をさげる!?
汗をかくために厚着をして運動をする方も多いかと思います。
しかし、上述のようにダイエット効果を促進する「リパーゼ」は筋肉の温度に左右されることをお伝えしたかと思います。
つまり、厚着をして運動をすると、筋肉の温度が上がりすぎてしまうため、ダイエット効果を減少させてしまうのです。
よって、汗をかくまでは厚着をするのは良いのですが、汗をかいてきたら上着を脱いだ方が脂肪燃焼効果が高くなるということです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
運動後にお風呂に入ったり、汗をより多くかくために厚着で運動をし続けるということは結構やってしまっていたのではないでしょうか?
上述のとおり、運動時のダイエット効果を高める「リパーゼ」という酵素を活性化させるためにも、運動時に汗をかいてきたら上着を脱いで熱すぎないように調整し、運動後にはお風呂ではなくシャワーで汗を流すようにしましょう。
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