【雑学】京都の清水寺が400年後に向けて植林を行っている理由│林先生が驚く初耳学

林先生が驚く初耳学

京都の清水寺が400年後に向けて植林を行っていることを御存知でしょうか?

その理由を詳細に御紹介します。

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京都の清水寺が400年後に向けて植林を行っている理由

京都の清水寺が400年後に向けて植林を行っている理由を御存知でしょうか?

その理由は清水の舞台を再建のためなのです。

清水の舞台を再建するために植林をしている?

清水寺の舞台は1600年代に再建されました。

その清水寺の舞台に使用されている材質は「ケヤキ材」です。

その「ケヤキ材」は、平均寿命は800年と言われています。

つまり、次の清水寺の再建の時期は今から400年後という訳です。

400年後に再建するのであれば新素材で再建しては?

林先生が素朴な疑問として仰られていました。

清水寺を今から400年後に再建するのであれば、新たに開発されるであろう新素材で再建すれば良いのではないか?と。

しかし、このように新素材で再建するという考えはないそうです。

それは、昔からの伝統素材を使うことで、その伝統は保たれているためです。

清水寺のケヤキ材は輸入すれば良いのではないか?

ケヤキ材が必要であれば、輸入をして仕入ればいいのではないか?と思いますよね?

しかし、このケヤキ材は現在非常に貴重な材質となっており、また、再建するとなるとその必要なケヤキ材の量は相当な量となるそうです。

そのため、単純にケヤキ材を集めようとしても、再建に必要な量を確保できないとのこと。

まとめ:清水寺の再建のために必要なケヤキ材の植林をしている

このように、400年後の再建には大量のケヤキ材が必要となりますが、集めようとしてもその再建に必要な量を集めることができないのです。

そのため、400年後の再建を想定し、今からケヤキ材の植林をしているのです。

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