2017年1月31日に林修の今でしょ!講座で放送された「あなたの知識はもう古い?間違いだらけの薬の飲み方!新常識を学ぶ『2017年 薬検定SP』」で紹介された「お薬手帳を持参すると薬代は安くなる?もういちいち持ち歩かなくても大丈夫?お薬手帳アプリとは!?」の紹介です。
お薬手帳を持参すると薬代は安くなる
2016年4月に法律が改正され、お薬手帳を持参すると支払うお金が少なくなります。
では実際にどのくらい安くなるのかというのが以下の例の通りです。
お薬手帳がない人:500円
お薬手帳がある人:380円
→お薬手帳があることで120円安くなります。
お薬手帳がある人:380円
→お薬手帳があることで120円安くなります。
実際に何が安くなっているのかというと、薬剤服用歴管理指導料がこの値段の際になっているんですね。
薬剤服用歴管理指導料とは
お薬を処方する際に薬剤師は患者さんから、お薬の服用歴や服用状況、体質・アレルギーなど聞き取り記録する必要があります。
その際に算定されるのが、この「薬剤服用歴管理指導料」です。
それらの作業をお薬手帳があることで、作業負担が少なくなることになり全体の費用が安くなるということとなります。
お薬手帳アプリがお薬手帳の代わりになる
上述のように、お薬手帳があることで薬剤師も我々にとっても安心した薬を提供してもらえるという意味で大切なお薬手帳ですが、そのお薬手帳が、どこにいったのかわからないという方も多いかと思います。
そのような方に昨年から便利なものが提供されるようになりました。
それがスマホに入れる電子版お薬手帳アプリなんです。
無料でダウンロード可能で、今までの過去の処方状況や薬の詳細などがアプリ内で確認することができます。
よって、このアプリを薬局で見せることで安くなるのですが、薬局によってそもそもそのアプリに対応できていないなどあるので、随時その薬局に対応できているのかは確認するようにしましょう。