告白・謝罪・お願い事の成功率を上げる方法と共に、アドルフ・ヒトラーが使っていた人心掌握術も御紹介します。
告白・謝罪・お願い事の成功率を上げる方法
お小遣いアップであったり、告白、謝罪など、人は相手に思いをいつも以上に伝えたい時ってありますよね?
では、どのタイミングで行えば、それらの成功率をあげることができるのでしょうか?
実は、このような内容については多くの世界の学者が大真面目に研究しています。
それによると、このようなお願い事は実は5月くらいの季節が一番とのこと。
立正大学 心理学部の川名好裕教授によると、人は気づいてはいないが、天候の影響を大きく受けているそうです。
つまり、湿度や温度条件が良いときは身体も快適となり、相手が自分に魅力的な印象を持つのです。
このように人が快適に感じるのは、気温が20度前後で、湿度が40%~60%ぐらいである時とのこと。
よって、相手が快適で気分が良い5月ぐらいは、告白や謝罪といったお願い事をすれば成功率がアップするということなのです。
ヒトラーが利用した人心掌握術
既に御紹介済みのように、人の心理を利用したお願い事を成功させる方法がありますが、このような心理的に影響するタイミングを歴史上最も悪用した人物がいます。
それが、アドルフ・ヒトラーです。
ヒトラー政権の根本にあるのは、演説の巧みさでした。
この演説の巧みさにより、ドイツ国民は掌握されてしまったのです。
しかしヒトラーの演説力は天性の素質ではありませんでした。
そのため、ヒトラーは民衆を説得できる演説法を研究していました。
このようにして演説法が磨かれていったのですが、もう1つヒトラーが使った人心掌握術があります。
それが演説を行った時間でした。
それは仕事でクタクタとなる、夜8時以降だったそうです。
ヒトラーが夜8時以降に演説を行った理由
ヒトラーが夜8時以降に演説を行ったのは、実は理由があったのです。
人は脳や体が大きな疲労を感じているとき、深い思考を拒絶し外部からの情報を簡単に受け入れる性質があるためです。
そのためヒトラーは仕事でクタクタになっているであろう、夜8時以降という遅い時間を狙って演説を行い、ドイツ国民を掌握していったのです。

