人工知能(AI)に関する最新ニュース(仕事、医療等にもたらす影響、人工知能の進化等)をまとめました。
- 人工知能(AI)に関する最新ニュース
- 64%が人工知能の投資回収を2年以内に達成できると回答–Cylance調査
- 「人工知能で神を」 元Googleエンジニアが宗教団体を創立
- 機械・人工知能・AIが奪う、なくなる職業・仕事のランキング
- 東大、「スマホに最新の人工知能をお届けします」
- 人はなぜ「人工知能に自我が芽生える」と思ってしまうのか (1/4)
- 医療業界における人工知能の可能性 診断精度はすでに医師の平均以上?
- 人工知能とUXの関係–AIが人間を超えたらどうなる
- ソニー、人工知能を搭載したAibo復活へ――Amazon Echo風AIロボット犬になる?
- グーグルとマイクロソフトが人工知能を強化するのは、「広告でもっと稼ぐ」ためかもしれない
- 驚異!人工知能が「見ただけで」ゲームを作り上げた
人工知能(AI)に関する最新ニュース
64%が人工知能の投資回収を2年以内に達成できると回答–Cylance調査
米Cylanceは、同社初の調査レポート「Artificial Intelligence in the Enterprise: The AI Race is On(企業における人工知能:AIレースの始まり)」を発表した。
それによると、多くの企業が人工知能(AI)を活用したソリューションがもたらす価値をポジティブに捉えており、AIの投資を今後も継続することは当然のことと考えていることが明らかになった。
「人工知能で神を」 元Googleエンジニアが宗教団体を創立
元Googleエンジニアのアンソニー・レバンドウスキー氏(37)が宗教団体を創立した。
神は人工知能(AI)と標榜する宗教団体だ。9月27日、WIREDなどが報じた。
団体の名前は「Way of the Future(未来への道)」。
ネットメディアのThe Vergeによると、宗教団体として税金の免除を受けるための書類は内国歳入庁(IRS)には提出されていないが、カリフォルニア州に提出された書類には、団体の目的が「人工知能に基づく神の実現を発展・促進すること」だと書かれていたという。
機械・人工知能・AIが奪う、なくなる職業・仕事のランキング
機械に奪われる仕事。また雑誌で特集があったようだ。相変わらず元ネタは2013年のオックスフォード大学のマイケル・オズボーン准教授の研究。
この機械に奪われるという表現は悲観的な意味合いがあるが、そうではなくて機械が代わりにやってくれるとこと言ったほうがいいように思える。
人がやらなくていいことを機械がやってくれると考えたら、歓迎したいことのはずだから。
ちなみに、マイケル・オズボーン准教授は、今後10~20年で47%の仕事が機械に取って代わられると結んでいるのだが、具体的にどんな仕事がなくなりそうなんだろうか?
東大、「スマホに最新の人工知能をお届けします」
東京大学は、Webブラウザー上でディープニューラルネットワーク(DNN)を高速実行できるソフトウエアフレームワーク「WebDNN」を開発した(ニュースリリース:PDF)。
人工知能研究のデモンストレーションや、カメラで撮影した画像の処理を行うサービス開発に向ける。
WebDNNをWebサービスに組み込むことで、ユーザーはスマートフォンやパソコンからWebブラウザーを開くだけでDNNを実行できる。
計算処理は端末内で完結するため、処理対象の写真等をサービス提供者へ送信する必要がなく、プライバシーに配慮できるとする。
人はなぜ「人工知能に自我が芽生える」と思ってしまうのか (1/4)
進化した人工知能が自我を持つ――。
人工知能にまつわるよくある議論の1つですが、実際に開発しているエンジニアからすれば、全く現実的な話ではありません。
それでも、なぜ人は、人工知能に自我が芽生えると思ってしまうのでしょうか。
医療業界における人工知能の可能性 診断精度はすでに医師の平均以上?
「人工知能が普及していったら医師の仕事がなくなってしまうと思うのですが、今後どのようなことを学んでいけば良いのでしょうか?」
「人工知能が医師の仕事を奪うなんて、ありえない! そんなことを言う奴は医師の風上にも置けない、けしからん!!」
これは数カ月前の某学会での一コマです。
人工知能の性能がどんどん上がっていけば、自分たちの仕事がなくなってしまうのではないか?
人工知能と共存する時代にどのようなキャリアパスを積めば良いのか──?
若手医師が気にするのも当然だと思います。
一方で指導医が、医師の仕事が人工知能に取って代わられるわけないだろ! と若手医師を叱咤激励する気持ちも分かります。
果たして、人工知能は医師の仕事をどう変えていくのでしょうか。
私は、医療現場で使われる人工知能の特性や実力がどのようなものなのかを知れば、おのずと道が見えてくるのではないかと考えています。
ここではその一助として、最新の医学論文による人工知能の評価方法と結果を紹介しましょう。
人工知能とUXの関係–AIが人間を超えたらどうなる
ディープラーニングをはじめとする、機械学習などの人工知能 (AI) 関連の技術のこの数年の発展はめざましく、現在も毎日のように新たな成果や応用が登場している。
「AIが人間のプロ棋士に勝つことは将棋よりも格段に難しいであろう」と言われていた囲碁でも、瞬く間に状況はひっくり返ってしまった。
ひと昔前ならばまだまだ「絵空事」感の強かった「AIが人間を超えたらどうなる?」という話も、現実味を帯びて語られるようになってきた。
身近なところでは、人間と同じようにテキストや音声で応対する対話エージェントの完成度も上がり、日常生活に浸透しはじめている。
今回は、AIと人間のつきあい方、特に知的なシステムとしての AIがもたらすUXを考えてみたい。
ソニー、人工知能を搭載したAibo復活へ――Amazon Echo風AIロボット犬になる?
エレクトロニクスの巨人は引退したプロダクトを復活させて新たな仕事をさせる。
Nikkei Asian Reviewなどの報道によれば、ソニーは愛され、惜しまれていたロボット犬の開発を再開するという。
新しいAiboは時代に合わせて人工知能アシスタントを搭載することになる見込みだ。
スマートAiboはソニーの消費者向けスマート製品の最初の一つとなる。
ソニーはAIプロダクト市場でAmazon、Google、Appleなどの先行組に追いつく努力を本格化させるようだ。
ソニーの人工知能搭載ロボットがAibo製品になるかどうかは発表されていないが、Aiboは時代に大きく先駆け、広く知られたブランドだ。
しかし7年間の歴史でメインストリームの消費者製品となることはなかった。
Aiboが再開されるという噂ははるか以前にも出ていたが実現はしなかった。
しかしその後10年もたち、Aiboブランドはノスタルジーの中からフルに復活することになる。
グーグルとマイクロソフトが人工知能を強化するのは、「広告でもっと稼ぐ」ためかもしれない
人工知能のいちばん「金になる」使い道、それはクリック型広告だ。
広告検索サイトのオンライン広告収入は、クリック予測精度が0.1パーセント向上するだけで、数億ドルもアップするという。
その事実を踏まえて、大手テック起業のAIや機械学習にまつわる動きを分析すると、まったく違った“景色”が見えてきた。
驚異!人工知能が「見ただけで」ゲームを作り上げた
人工知能(AI)の発展には目覚ましいものがあるが、米ジョージア工科大では人がゲームをプレイしているところを見ているだけでほぼ同じゲームを構築してしまう、という驚きのAI研究が行われている。
AIが席巻する時代が来た時、人間に残された可能性とは何か。