梅雨に入ったと発表があったにも関わらず、雨は全く降らないということ、よくありますよね?
実は、その梅雨入りはあくまで仮の報告だからということ御存知でだったでしょうか?
梅雨入りの発表は全て仮である
2007年は梅雨入りと発表されたにも関わらず、その後7日間連続で晴れたということもありました。
しかし、梅雨入りの発表は全て仮だから仕方がないのです。
そもそも、梅雨入りというのは、北のオホーツク気団と、南の小笠原気団の活発が大きくなるため、梅雨前線が長く停滞することを言います。
しかし、本当に梅雨であったかというのは6月の段階では現在の技術をもってしても、わからないことが多いそうです。
よって、毎年その梅雨入りの情報が全て出揃う9月頃に今年の梅雨は○日遅かったという報告があるのです。
わざわざ梅雨入りの仮の発表をする理由とは?
既に御紹介済みの通り、6月の頃に発表される梅雨入りのニュースはあくまで仮なのですが、実はそれには理由があったのです。
梅雨の時期には雨量が増えて、災害に見舞われる可能性が高くなります。
そのため、事前に「雨の量が増える」「危険である」という警告をするために仮であっても「梅雨入り」であることを大々的にニュースで伝えているのです。
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そして「梅雨明け宣言」があったと思ったら雨ざーざー???
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また、なんで梅雨入り宣言したの晴れたり、梅雨明けしたはずが雨が降ったりしてしまうのでしょうか?
今回は、梅雨明け梅雨入りの定義や、梅雨の時期の天気予報が外れやすい理由をお届けします。
天気予報の「梅雨入り」はすべて仮発表
天気予報で「梅雨入り」が発表され、傘を持ち歩くようになっても快晴が続くなんてこともある。
実際、2007年(平成19年)には6月14日に梅雨入りが発表されたにも関わらず、7日連続で晴れであった。梅雨入りはニュースで大々的に発表されるが、実はこれは仮の発表である。
天気予報の梅雨入りは、全て仮発表 | 聞いて驚く雑学まとめ
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梅雨入りの発表とは何? Weblio辞書
数日から一週間程度の天候予想に基づき、地方予報中枢官署が気象情報として発表する。
情報文には予報的な要素を含んでいる。「梅雨入り(明け)の宣言」は使用しない。