前回の暗記力を高める方法|脳のメカニズムと効率的な暗記の方法(第1回/全2回)では
脳のメカニズムと効率的な暗記の方法を紹介しました。
今回はその方法を前提として暗記しやすい方法と、その方法を実現するのに絶対に必要なことをお伝えします。
長期記憶に効率良く情報を送る方法2
語呂合わせなど覚えやすい言葉を利用する
1192(良い国)作ろう鎌倉幕府は、本当に覚えやすいですね。
このように意味のない数字をそのまま覚えるより、言葉を関連付け手覚えようとすることは脳の記憶にとって非常に効果的です。
音読をする
音読をすることで脳への刺激が増えるため、記憶の定着に効果的です。
体を動かす
体を動かす事も脳への刺激が増える行動なので、記憶には良いとされています。
有名なのはウォーキングですね。
ここまでをまとめると、語呂合わせをウォーキングしながら音読すれば完璧ですね(笑)
それはさておき、これまでの事は脳のメカニズムを考慮した良い方法なのですが、最後に一番大切な事があります。
十分な睡眠が記憶の定着に欠かせない
十分な睡眠をとる
脳の記憶の仕組みは既にお伝えした通りですが、その脳が情報を整理するのは実は睡眠中なんです。
よって、睡眠時間が不足すると情報を整理できなくなり、記憶の定着に支障が出ます。
この仕組みを理解しておけば、徹夜で試験に挑んでも結果に繋がりにくく、その後の記憶にも繋がらない事は明確ですね。
実際、徹夜してテストに挑む人は短期的にテストの点数を取る人はいても、教科全般に対して高得点を取る人は見かける事はないかと思いますが、上述の通り非常に効率の悪い勉強だからです。
逆にこの仕組みを利用すると、寝る前の学習は記憶の定着にも繋がりやすい事が理解して頂けるかと思います。
まとめ
このように暗記をするための脳の記憶のメカニズムと、脳の特徴を把握すれば
より効率的に暗記を進めることができます。
この文章を読んで頂いた後に暗記が得意になり
皆さんのビジネスでの活躍や、学生さんのテストの点数アップに繋がることを願っています。