前回のでは
医療事務知識/筆記(択一式)の試験概要と試験対策の概要をお伝えさせて頂きました。
今回は試験対策として前回御紹介したノートの作成にあたっての意図やその作成方法の概要をお伝えさせて頂きます。
次回から各問題に対する解説を御紹介しますが、今回の内容を理解していないと試験対策として効果が半減しますので
ぜひ皆さんには今回の内容を理解した上で、次回の内容に進んで頂けばと思います。
試験時に持ち込みするノートの作成方法
ノートの作成する意図と具体的な作成方法
まず過去問5年分の医療事務知識/筆記(択一式)の問題を全て印刷します。
そしてノートを準備し、例えば問題1に対してであれば、見開きの左に過去5年分の問題1の印刷した内容を貼り付けます。
そして見開きのその右のページは答えと、その解説、および参考資料を全て貼り付けました。
右のページに資料の貼付けスペースがなくなる場合は
左の問題の下にも資料を貼り付けました。
そうです。
問題1つに対して、見開きの左右ページで全ての過去問とその資料が見れるようにしたのです。
つまり、全体で25問なので、普通に作成すれば見開きで25ページできるということですね。
こうしておけば、試験時はこのノートだけで資料としての役割は大半網羅でき、それでも情報が不足するようであればテキストを見るといった具合に時間を有効に使うことができるのです。
また、過去問を解く際にもそのノートがあればいつでも復習ができるので、時間がある時(通勤途中など)に、そのノートを持ち歩き勉強していました。
なお問題を解いているとわからないことが出てきますが、そのたびにそのノートに説明を付けるようにすれば、そのノートは完全な受験対策ノートとして完成します。
よって、この受験対策ノートをあなた色で仕上げることを最終目標とします。
ノート作成の注意事項
ノートの作成が目的ではない
ノートの作成は重要ではありますが、このノート作りに時間をかけ過ぎて問題を十分に解けないとなっては本末転倒です。
よって、資料作りの時は極力テキストを印刷して、その内容を貼り付けるなど時間は有効に使えるようにして、問題を解きながら随時手書き等でノートに補足するというように問題を解くための時間も、きちんと取ることを意識するようにして下さい。
なお、手書きも必要にはなってはくるかとは思いますが、一覧表やテキストのとあるページから頻出する問題の場合は、印刷したものを貼り付けする方が効率的なので、手書きにとらわれないようにしましょう。
テキストを見る選択肢も考慮する
ノート1冊で試験資料が完成することは理想的ではあり、私も挑戦はしてみましたが、法律の内容確認は範囲も広いためノートに貼り付けるのは現実的ではありません。
また試験時にも効率が良くない可能性も高いです。
よって、ノートには参考書扱いとして重要な役割がありますので、可読性が悪くならない程度の記載とし、必要によっては、この問題はテキストの何ページを見ること!とだけメモする程度に留める判断もいれるようにしましょう。
では、次回の医療事務知識/筆記(択一式)の勉強法(各問題に対する解説)以降からは実際の各問題に対する解説を御紹介させて頂きます。
試験概要
[ニチイ]

