渋谷ストリームの情報(階数・高さ・開業予定・イメージ図・フロア構成(店舗情報等)・ロゴの意味・最新情報)等の情報をまとめました。
渋谷ストリームの基本情報
渋谷ストリームの情報を、東京急行電鉄株式会社が2017年11月に公開した2018年秋開業予定「渋谷ストリーム」最新情報を参考に御紹介します。
東京急行電鉄株式会社の公式情報
当社が東横線隣接エリアの権利者と推進している「渋谷駅南街区プロジェクト(以下、本事業)」で、2018年秋開業予定の大規模複合施設「渋谷ストリーム(以下、本施設)」は、事業コンセプトを「クリエイティブワーカーの聖地」とし、オフィス、ホテル、商業施設、イベントホールのほか、多様なワークスタイルを支援する機能を備えます。
今般、本施設内のオフィス、ホテル、商業施設における全ての賃貸区画について、入居テナントが内定しました。
なお、全てのオフィス区画には、グーグル合同会社(代表:ピーター・フィッツジェラルド)の本社機能が移転入居します。
これにより、本施設は世界を牽引する新たなビジネスやカルチャーの生まれる舞台としてさらなる進化を遂げることが期待されます。
入居時期は2019年度を予定しています。
事業主体
東京急行電鉄株式会社
有限会社鈴基恒産
名取 康治
名取 政俊
山善商事株式社
叶不動産株式会社
渋谷丸十池田製パン株式会社
有限会社清風荘平野ビル
住所
東京都渋谷区渋谷三丁目21番 外
周辺地図
用途
事務所、店舗、ホテル、ホール、駐車場など
延床面積
約116,700㎡
階数
地上35階 地下4階
高さ
約180m
設計者
株式会社東急設計コンサルタント
デザインアーキテクト:小嶋一浩+赤松佳珠子
/シーラカンスアンドアソシエイツ(CAt)
施工者
渋谷駅南街区プロジェクト新築工事共同企業体
・東急建設株式会社
・株式会社大林組
予定工期
2015年8月~2018年夏
開業(オープン)予定
2018年秋
渋谷ストリーム 【ムービー】
渋谷駅周辺開発全体図

渋谷ストリームのイメージ図

渋谷ストリームの語源
「ストリーム(英訳:STREAM)」は、流れ、小川、絶え間なく続く、流れ込むという意味を持ち、渋谷ストリームの前を心地よく流れる渋谷川や東横線渋谷駅の線路跡地のゆるやかなストリートなどの多様な流れを表現しています。
渋谷ストリームはその魅力によって、クリエイティブワーカーを始めとした次代の流れを生み出す人々を引き寄せ、渋谷ストリームから新たなクリエイティビティを世界に発信し、また新たな人の流れを呼び寄せたいという思いを込めています。
事業コンセプト
クリエイティブワーカーに選ばれるビジネス環境をつくる
渋谷駅南側の首都高速3号渋谷線・国道246号によって分断されたエリアが、クリエイティブワーカーを魅了するエリアへと変貌を遂げます。
渋谷ストリームを構成する用途には、オフィスやホテル、商業施設のほか、ホール、カンファレンス、そして自転車通勤や子育てなどの多様なワークスタイルを支援する施設を配置。好奇心を持って自分基準で行動する人を刺激し、応援し、繋ぎ、渋谷ストリームから新しいムーブメントを生み出します。
歩行者ネットワークを整備して、新たな人の流れをつくる
渋谷ストリームは、地下2階から2階までつながる吹き抜けの動線空間「アーバン・コア」によって渋谷特有の谷地形を克服し、地上と地下で渋谷駅とダイレクトにつながります。旧東横線渋谷駅ホームのあった2階がアクセスの軸となり、国道246号横断デッキで渋谷駅に接続。国道246号横断デッキは旧東横線渋谷駅の高架橋を再利用し、駅舎のアイコンであったかまぼこ屋根を再現する予定です。
また、3階では「東西自由通路(将来予定)」とも接続。
「JR渋谷駅南改札(仮)(将来予定)」の新設に伴い、将来的にはさらにアクセスが改善する予定です。
渋谷川を再生して、特徴ある魅力的な都市環境をつくる
渋谷ストリームがある場所は、2013年に地下化された東横線渋谷駅の跡地です。東横線線路跡地を遊歩道として整備し、隣接する渋谷川を官民連携により清流復活水を活用した“壁泉”によって再生することで、渋谷には希少な憩いの水辺空間を創出します。
オープンカフェで食事したり、水辺の散策を楽しんだりと、さまざまなアクティビティを誘発することで、賑わいを代官山方面まで広げていく約600mの新たなストリートを創造します。
施設ロゴの意味

「アイディア(!)が人( i )から浮かんだ瞬間」と「アイディア(!)とアイディア(!)が交差する瞬間」という2つの
瞬間をロゴとして表現しました。
また、(!)と( i )の間に[ クロス/交差 ] を表現する形状を視覚的に潜ませ、非常にシンプルな形状ながら多面的な意味を包含させることで、展開性/力強さ /期待感を併せ持つデザインとしています。
ロゴマークにはストリームイエローを採用しています。黄色にシアン(青緑色)を追加することで、色彩心理における黄色の「クリエイティブ/コミュニケーション/開放感/探究」と、シアン(青緑色)の「若々しさ」「都心でも自然が多い環境」「単色ではない微かな変化」という意味を表しています。
フロア構成

渋谷ストリームのフロア構成図は上の図の通りです。
詳細は以下に御紹介します。
1~3F/商業施設
店舗面積:約3,000㎡、約30区画
“シブヤ・カスタム”が集まるストリート。
総店舗面積は、約3,000㎡で、約30区画の流行に左右されない“渋谷流=シブヤ・カスタム”が集まる商業空間を目指します。
既存のルールにとらわれず自分基準でカスタマイズやアレンジをする大人がターゲットになっています。
1階は渋谷川沿いでゆったりと時を過ごすことができ、2階は路面感覚の店舗が軒を連ねるストリート、3階は会話を楽しむ大人たちの溜まり場を目指します。
4F/育成・創造・文化施設
・サイクルカフェ
自転車通勤をサポートし、リフレッシュや趣味を通じて交流できる場を提供します。
・多目的スペース
早朝や夜間に気軽に運動をし、身も心もリセットできる、心地よい広場空間を用意しています。
9~13F/ホテル
新しい渋谷カルチャーを発信するデザインホテル。
4階にあるホテルロビーは、インキュベーションオフィスやサイクルカフェと一体的につながり、カジュアルで賑わいの溢れる交流のハブを目指します。株式会社東急ホテルズによる約180室のシティホテルクラスを想定しています。
14~35F/オフィス
渋谷エリア最大級の約640坪(総賃貸可能面積約14,000坪)を誇り、多様なニーズに応えるフレキシブルなオフィス空間を提供します。また、車寄せからのオフィス直通動線を確保するとともに、都市ガスによるバックアップ電源対応など災害時の事業継続性にも配慮した高水準のスペックを実現します。
渋谷ストリームの関連記事
渋谷「複雑・歩きにくい」は再開発で解決する?
複数の再開発プロジェクトが同時進行している渋谷駅周辺は、ここ数年、非常に混沌としている印象だが、ようやく全体像が見えてきた。
2018年秋には渋谷駅と国道246号を挟んだ南側に「渋谷ストリーム」が開業し、渋谷-代官山間で地下化した東横線の線路跡地の一部には「渋谷代官山Rプロジェクト」が開業する予定だ。
さらに、竣工後、渋谷エリア最高となる、高さ約230m、地上47階建ての渋谷駅直上の高層ビル「渋谷スクランブルスクエア東棟」も、2019年度の開業を目指して工事が進む。

レゴで作った渋谷駅周辺、ヒカリエで展示 プロビルダーと小学生が共同制作
渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)11階で1月28日、レゴブロックで作った渋谷駅周辺のジオラマ展示が始まった。
展示するのはレゴ社認定のプロビルダー三井淳平さんと小学生が制作したもの。
渋谷駅周辺で2027年ごろまで続く大規模な工事で再開発が進む中、街の魅力づくりに取り組む渋谷駅前エリアマネジメント協議会と一般財団法人渋谷駅前エリアマネジメントが、「未来のまちづくりの担い手」となる小学生に、レゴブロックで街を作ってもらうことで「まちづくりそのものに興味をもってもらいたい」と同日ワークショップを開いた。
三井さんは「渋谷ストリームは(外壁に)縦に模様が入っているところや、建設途中なので骨組み風にするところなど使っているピース数は意外と多い。
できるだけ窓枠の比率も合うようにピースを選んだ」と細部にもこだわった。今後、街の再開発に合わせてジオラマも変化する予定だという。

東急がグーグル渋谷凱旋を熱烈歓迎する理由
11月17日、米IT大手グーグルの日本法人が、2019年に本社を東京都港区の六本木ヒルズから、渋谷駅の南側に東京急行電鉄などが建設中の35階建て超高層ビル「渋谷ストリーム」に移転すると発表した。
14~35階のオフィスフロア22階分を借り切り、現在の従業員(1300人)の2倍を収容できるという。
グーグルが2001年に最初に日本法人を構えた際、本社として選んだのが東急が渋谷の本社跡地を再開発して開業したばかりの「セルリアンタワー」だった。
その後、グーグルは規模拡大に合わせ本社が手狭になり、2010年に六本木ヒルズに移転。
日本でのビジネスを成長させて9年ぶりに凱旋する渋谷をグーグルは「クリエーターや投資家を引きつける磁石のような場所」(米本社のルース・ポラット最高財務責任者)と持ち上げた。

グーグルが渋谷に帰ってくる–2019年に「渋谷ストリーム」に移転
グーグルは11月17日、2018年秋に開業予定の地上35階建てのビル「渋谷ストリーム」に、日本オフィスを移転することを発表した。
商業エリアやホテルエリアを除く、すべてのフロア(14~35階)に同社の従業員が入居するという。移転の時期は2019年の予定。

東急/来秋開業の大規模施設「渋谷ストリーム」、商業テナント内定
東京急行電鉄は11月17日、2018年秋開業予定の大規模複合施設「渋谷ストリーム」についてオフィス、ホテル、商業施設における全賃貸区画の入居テナントが内定したと発表した。
渋谷ストリームは、地上35階地下4階建て、高さ約180m、延床面積約11.6万m2の規模で、地下化された東横線渋谷駅の跡地を開発した。
1階から3階が商業施設で、店舗面積約3000m2、約30区画で、流行に左右されない“渋谷流=シブヤ・カスタム”が集まる商業空間を目指す。

東急、再開発ビル「渋谷ストリーム」を公開
東京急行電鉄は1日、東京・渋谷で2018年秋に開業する再開発ビル「渋谷ストリーム」を初めて報道陣に公開した。斬新な内装や渋谷川を見下ろす眺望が特徴だ。
地下鉄からの玄関口となる「アーバン・コア」(東京都渋谷区)
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地下鉄からの玄関口となる「アーバン・コア」(東京都渋谷区)
同ビルは東急が渋谷駅周辺で進める7つの再開発事業の1つで、旧東横線渋谷駅の地上駅と線路跡地を利用した。
地下4階・地上35階建てで、延べ床面積は11万6700平方メートル。オフィスやホテル、商業施設などが入る。

渋谷ストリームに「エクセルホテル東急」出店へ エリア2店舗目
東急東横線旧渋谷駅ホーム・線路跡地などで建設が進む複合施設「渋谷ストリーム」(渋谷区渋谷3)に、エクセルホテル東急が出店することが明らかになった。
東急ホテルズ(道玄坂2)が展開するシティホテルブランドとなるエクセルホテル東急。
渋谷では、渋谷マークシティ(道玄坂1)直上の「渋谷エクセルホテル東急」に次ぐエリア2店舗目となる。
