新型コロナウイルスの影響で、アルコール除菌スプレーや、アルコール除菌シートが、どの店でも欠品していますよね。
そもそもですが、アルコール除菌スプレーや、アルコール除菌シートが、どの程度の除菌力があるのでしょうか?
また、アルコールタイプの商品と、ノンアルコールタイプの商品とで除菌力の差は、どの程度のものか御存知でしょうか?
そんな素朴な疑問に対して、驚きの結果が出ており、その結果を見ればアルコールタイプでなくても、ノンアルコールタイプ商品でも、どちらでもいいやと思うこと必死です(管理人がそうでした(笑))
ノンアルコール除菌関連商品の有効性
管理人は、アルコール除菌スプレーや除菌シートを散策している時に、結構な頻度で、アルコール除菌関連商品は売り切れているが、ノンアルコール除菌関連商品は大量に在庫がある光景をよく見かけます。
そもそも、アルコール除菌商品と、ノンアルコール除菌商品と比較した場合、気になるのが除菌力ではないのでしょうか?
一般的にアルコール除菌商品の方が、ノンアルコール除菌商品に比べ、除菌力は高いと言われていますが、どのくらい除菌力が違うのかって、御存知でしょうか?
その疑問に埼玉県が、除菌ウエットティッシュの効果をテストを実施しており、その結果が非常にわかりやすいので、以下に御紹介したいと思います。
アルコール商品とノンアルコール商品との除菌力の比較
上の画像が、「除菌ウエットティッシュのアルコールタイプ」「除菌ウエットティッシュのノンアルコールタイプ」「除菌表示のないウェットティッシュ」「水道水を含ませたティッシュペーパー」の4タイプに対しての拭き取り回数と除菌効果の結果の一覧です。
画像を見て頂いたらわかるかと思うのですが、拭き取り1回目の場合は、やはり、除菌力のあるタイプの効果が出ているように思えます。
ですが、アルコールタイプと、ノンアルコールタイプで、思ったより差はありませんよね?
さらに驚きなのが、除菌表示のないウェットティッシュや、単純に水を含ませたティッシュペーパーであったも、除菌できているということです。
この結果に管理人は非常に驚いたのですが、みなさんどうでしょうか?
さらに、拭き取り回数を2回・3回と重ねると、より菌の数は減っていくことがわかりますよね?
また、その菌の減りはアルコールタイプでなくても、同じように除菌されていることがわかります。
まとめ
上述の結果は、単純な拭き取りでは、アルコールタイプや、除菌タイプは効果は高いですが、何より、拭き取り回数を増やすことが、より効果があるといえるかと思います。
皆さんアルコールタイプの商品を購入していますが、ノンアルコールタイプでも十分に用途を満たしていると言えますよね!
なので、アルコールタイプの商品が買えないから諦めるのではなく、ノンアルコールタイプの商品があれば、それでしっかりと拭く、ノンアルコールタイプの商品がなくても、よりしっかりと拭く回数を増やせばよいだけと考えれば、気持ちが楽になりませんか?
管理人も、この記事を見てからというもの、アルコールタイプの商品にこだわりが無くなったので気持ちが非常に楽になり、また、皆さんがノンアルコールタイプの商品は買わない傾向にあるため、非常に楽に購入し除菌できております(笑)
みなさんも世間の噂や流行りに流されることなく、正確で有効な情報を参考にして、この苦しい時期を乗り越えて頂ければと思います♪
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