心臓病(心筋梗塞・狭心症)の原因となる悪玉コレステロールを減少させるおすすめの食物は鯖の水煮缶でした。
一週間食べ続けるだけで悪玉コレストロールが減少することがわかりました。
2017年2月11日ジョブチューン~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!にて放映された『名医たちがぶっちゃけ!病気を予防する最強の食べ物スペシャル!』から御紹介させて頂きます。
心臓病について
日本人の死因順位第二位となっている「心臓病」
年間20万人が命を落としており、心筋梗塞による死亡は冬に増える傾向があります。
そんな心臓病について解説されたのが、天皇陛下の執刀医と知られる順天堂大学医学部天野篤教授の右腕として活躍する心臓血管外科医の新浪博士です。
新浪博士は通常の心臓血管外科医が年間30症例の手術実績なのに対して、その技術の高さから年間300症例の手術を行っています。
心臓病の原因
心臓病といっても様々あるが、特に多いのが心筋梗塞や狭心症です。
その原因はドロドロ血液です。
よって、この血液がドロドロになることを防ぐことが心臓病予防として効果的ということとなります。
自分の血液がドロドロであるかどうかを知るには?
健康診断での検査が最適とのこと。
健康診断のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)結果の値が基準値(60~119mg/dl)よりも超えている場合は、血液がドロドロになっている可能性が高いといえるとのこと。
なお、男性40~50代、女性50代~60のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)の値は、双方とも約60%の確率で平均値より高い傾向があることが判明しています。
LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の値が上がる原因は?
LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の値が上がる原因は以下の4つが主要因とのこと。
・運動不足
・ストレス
・食生活
特に食生活が主要な原因とのこと。
特に肉、中華、ラーメンなどを好んで油っぽいものを食べる人は血液がドロドロになりやすい傾向があります。
心臓病(心筋梗塞や狭心症)に効果がある食べ物
「血液がサラサラになる」という言葉を世に広めた品川イーストワンメディカルクリニック理事長 板倉弘重さんがおすすめするスーパーやコンビニで簡単に手に入る食材が鯖の水煮缶でした。
1日1食食べ続けると血液がサラサラになるとのこと。
鯖の水煮缶の効果とは?
1日1食を1週間食べ続ける実験をした結果、運動をしなくてもLDLコレステロール(悪玉コレステロール)の値を下げる効果が見られました。
鯖の水煮缶がLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を下げる理由とは?
鯖の水煮缶には、豊富にEPA(エイコサペンタエン酸)を含んでおり、そのEPAがLDLコレステロール(悪玉コレステロール)をさげてくれるためとのこと。
人間の体に必要な栄養素だが体内で作れないため食物で摂取するしかない栄養素。
水煮缶をおすすめする理由
加工化された「さばの水煮缶」が最も効果が期待できるとのこと。
皮や血合いにEPAがたくさん入っているが、さばの刺し身ではそれを大半捨ててしまい、また、さばの塩焼きではEPAが熱に弱く、油と一緒に出ていってしまうため「さばの水煮缶」がおすすめとなります。
とはいえ、缶も熱処理をしているのでは?と思うが、「さばの水煮缶」は生のさばを入れてから蓋をして加熱処理をするため、煮汁に一緒にEPAが溶け出ており、それを一緒に食べることでEPAを逃さず摂取することができるとのこと。
さばの水煮缶はどれくらい食べれば良い?
EPAの1日の目標摂取量は1000mg。
加熱処理をすると2割ぐらい減ってしまうが、一缶を食べれば1日に必要なEPA摂取量を満たすことができるとのこと。
「さばの水煮缶」のEPA摂取の効果を高める食材
大根
大根の辛味成分である「イソチオシアネート」という成分が、血液をサラサラにする効果を持っている。
「さばの水煮缶」と大根の千切りを入れて塩コショウを入れて混ぜ味を整えるだけで、さば缶サラダが完成します。
玉ねぎ
玉ねぎを切ると涙が出るという効果を持つイソアリンという成分が、血液をサラサラにする効果を持っている。
玉ねぎのスライスを炒めたあとに「さばの水煮缶」とトマトの水煮缶を入れて煮込めば、さばのトマト煮込みとなります。
キョクヨー さば水煮 180g×24個
[商品説明]
日本近海で水揚げされたさばを使用し、頭、尾、内臓を丁寧に除去して、缶のサイズに合わせて詰めています。調味料は天日塩のみを使用し、自然な味付に仕上げました。一人前の大きさに最適な大きさにカットされています。
食べ物以外で心臓病予防に効果的なものとは?
有酸素運動
体の中の血液が動かないとドロドロになってしまうため効果的なのが有酸素運動です。
ただし、外に出ての運動が難しい場合は、家の中で踏み台昇降運動でも問題ないそうです。
有酸素運動をする時間は?
時間は辛いと感じる少し長いぐらいとのこと。
ただし無理をすると倒れる可能性があるので、そこは注意しましょう。
ちなみに、この運動は週に1・2回定期的に行うだけで良いとのことですので、気軽に定期的に続けるようにしたいですね!